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従来の電動ファン付き作業着は、安全上の理由から防爆エリアでは着用できませんでした。
そのようなエリアで働く人の健康を守るため、ミドリ安全は防爆エリアでも使用できる電動ファン付き作業着の開発に着手。前例のないなか、防爆性能と送風性能を両立するための試行錯誤を経て、ゾーン1の防爆エリアで使用できる電動ファン付き作業着「COOLFAN EP」を完成させました。
気候変動により暑熱対策の重要性は年々上昇。一般の作業現場では電動ファン付き作業服が普及する一方で、防爆エリアは危険防止の観点から電気機器を用いた暑熱対策の導入が難しいという現状があります。
そこでミドリ安全は、暑い防爆エリアで作業する人の健康と安全を守るため、最初のターゲットを取引のある全国のサービスステーションとして、防爆エリアでも使用できる電動ファン付き作業服の開発に踏み出しました。
防爆エリアで使用できる電動ファン付き作業着は前例がなく、ミドリ安全としては防爆の取り扱い自体が初めて。「そもそも実現可能なのか」という段階から手探りで、多種の爆発性ガスに対応する技術を実現することが求められました。
また、個人防護服(PPE)として成立させるため、電力が限られる中で長時間、十分な風量を確保できるようにするための構造の見直しも必須となりました。
開発にあたり、ミドリ安全は防爆企画への知見があるコンサルティングの助言を依頼。「本質安全防爆構造」の理解に始まり、少ない電力で必要風量を確保する構造を模索しました。バッテリーの安全な着用方法を模索する中では、ユーザーによる着用テストから「バッテリーを背負う」という着眼を獲得。約3年間の試行錯誤を経て、ゾーン1の防爆エリアで使用できる電動ファン付き作業着COOLFAN EPが完成しました。
COOLFAN EPは電気・ガス・化学・石油など想定以上に幅広い業種で採用され、ミドリ安全のユニフォーム事業としてはクールファン事業を拡大する足掛かりとなりました。この開発から得られた知見は、ガス防爆(ゾーン2)・粉じん防爆(ゾーン22)に対応した「COOLFAN EP-LIGHT」の開発にも受け継がれています。
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