
産業廃棄物になる使用済みのミドリ安全製品は、指定の収集・運搬業者、処分業者が産業用資材等に再利用するための適正なリサイクル処理を実施します。
ミドリ安全は“ミドリ ワイダクス”を通じて産業廃棄物のリサイクルに取り組み、循環型社会※ 形成推進に貢献しています。
※ 限られた資源を再利用することで、持続的に循環させながら有効活用し、産業廃棄物を最小限に抑える社会

※C群:安全靴(革製除く)・作業靴・長靴、手袋(革製除く)、マスク、メガネ、安全帯、雨衣、保護衣、腰保護ベルト、高視認品、保護面、サポーター(革製除く)、帽子、防寒着及びその他付属品(ヘルメットハンガー(木製除く)、ヘルメット取付型イヤーマフ)
広域認定とは、廃棄物(自社製品)の処理をその製造業者等が広域的に行うことで、廃棄物の減量・適正処理が確保されることを目的として、収集・運搬、処分業に関する地方自治体ごとの許可を不要とする製造業者等の特例制度です。 通常、産業廃棄物処理業は都道府県知事の許可が必要ですが、本制度の認定業者は許可不要で複数の都道府県にまたがって、産業廃棄物の回収リサイクルを行うことができます。 廃棄物処理法 第15条の4の3(産業廃棄物の広域的処理に係る特例)に規定され、環境大臣より認定を受けます。
※広域認定制度につきましては産廃処理との違いをご確認ください。
地球温暖化をはじめ森林の砂漠化、オゾン層の破壊など、環境の悪化が世界規模で伝えられているいま、環境の保全は人類共通の重要な課題となっています。今後はさらに、国レベルを超えて、環境保全に対する企業のあり方や責任は、ますます重要になるでしょう。
ミドリ安全では、環境に配慮したエコロジー活動に取り組んでまいりました。そしてさらに、独自に開発・製造した製品を全国のお客様へダイレクトに販売することに加え、素材から設計、生産に関わる豊富な知見を活かした、使用済み製品の安全・安心なリサイクルを実現する、
ミドリ安全《広域認定》システム「MIDORI WIDEACS」を構築しました。
ミドリ ワイダクス(MIDORI WIDEACS)という名称はミドリ安全広域認定システムを英語表記にした略称から名付けました。

<概要>
| 認定業者 | ミドリ安全株式会社 |
|---|---|
| 認定の年月日 | 平成22年7月23日 |
| 産業廃棄物の種類 | ミドリ安全が自ら又は他人に委託して製造したユニフォーム、ヘルメット、安全靴(革製除く)・作業靴・長靴、手袋(革製除く)、マスク、メガネ、安全帯、雨衣、保護衣、腰保護ベルト、高視認品、保護面、サポーター(革製除く)、帽子、防寒着 及びその他付属品(ヘルメットハンガー(木製除く)、ヘルメット取付型イヤーマフ)が産業廃棄物となったもの |
| 処理を行う区域 | 日本全国 |
<沿革>
| 平成22年7月 | ユニフォームで広域認定を取得 |
|---|---|
| 平成23年11月 | ヘルメットを追加 |
| 平成29年7月 | 安全靴(革製除く)・作業靴・長靴、手袋(革製除く)、マスク、メガネ及び安全帯を追加 |
| 令和2年8月 | 雨衣、保護衣、腰保護ベルト及び高視認品を追加 |
| 令和5年2月 | 保護面、サポーター(革製除く)、帽子及び防寒着を追加 |
| 令和7年8月 | その他付属品(ヘルメットハンガー(木製除く)、ヘルメット取付型イヤーマフ)を追加 |


















| ミドリ ワイダクス (広域認定制度) |
産業廃棄物処理 (お客様自身で産廃処理) |
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| 回収対象製品 | ミドリ安全製品及びOEM (他社製品は不可) |
他社製品 | |
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ユニフォーム、ヘルメット、安全靴(革製除く)・作業靴 ・長靴、手袋(革製除く)、マスク、メガネ、安全帯、雨 衣、保護衣、腰保護ベルト、高視認品、保護面、サポータ ー(革製除く)、帽子、防寒着及びその他付属品(ヘルメ ットハンガー(木製除く)、ヘルメット取付型イヤーマフ) |
– | ||
| 排出事業者責任 | お客様 | お客様 | |
| マニフェスト発行義務 | 不要 リサイクル連絡票で運用 |
要 行政報告(都道府県に提出する 産業廃棄物管理票交付等状況報告書) |
|
| 産業廃棄物収集・ 運搬委託契約 |
ミドリ安全と処理業者が契約 (お客様とミドリ安全が広域認定制度産業廃棄 物処理委託契約を締結する必要があります。) |
お客様と収集・運搬業者が契約 | |
| 産業廃棄物処分 委託契約 |
お客様と処分業者が契約 | ||
| 処分方法 | マテリアル リサイクル |
A群:切断、反毛しフェルトに加工し、 自動車の内装材として再利用 B群:破砕しペレットに加工し、 ヘルメットハンガー等の材料として再利用 |
焼却・埋立等 ※処分業者の選定による |
| ケミカル リサイクル |
C群:電気炉で溶融し鉄の還元剤として利用し、 溶融スラグは路盤材として再利用 |
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| サーマル リサイクル |
B群:破砕しRPF(固形燃料)に加工し、 化石燃料の代替として再利用 C群:焼却炉の排熱を利用し発電、 電力として再利用 |
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| 単純焼却 | なし | ||
| 埋立 | なし | ||
| 収集・運搬費用 | お客様負担 | お客様負担 | |
| 処分費用 | ミドリ安全負担 | お客様負担 | |
①廃棄物等の発生抑制
②循環資源の循環的な利用
③適正な処分が確保されること
①使用済み製品は産業廃棄物として扱いますが、マニフェストの発行が不要です。
a)管理業務(マニフェストの発行、自治体への報告)が軽減されます。
処理業者(収集・運搬業者、処分業者)との調整はミドリ安全が行います。
b)ミドリ ワイダクスでは、リサイクル連絡票で産業廃棄物を管理します。
②処理業者(収集・運搬業者、処分業者)との委託契約が不要です。
a)ミドリ安全が処理業者と委託契約を締結し、産業廃棄物の処理を統括管理します。
③回収手続きが容易です。
a)お客様より、リサイクル連絡票による回収依頼で回収します。
④処理報告を行います。
a)搬入報告、中間処分報告、処分完了報告をリサイクル連絡票で連絡します。
①二酸化炭素の排出抑制
a)単純焼却処理を行わないため、二酸化炭素の排出抑制となります。
②法令順守のシステム
a)ミドリ ワイダクスは、環境大臣により認定されたシステムです。
b)ミドリ安全が産業廃棄物の処理を統括管理します。