現場で活躍する女性たちが増えてきた昨今。安全保護具にも女性の体形に合ったものや
デザイン性が求められています。今回は、新しい風を吹かせて欲しいと取り組む3社で活躍する女性たちに、
さまざまな現場の“いま”を語ってもらいます。

仙建工業 株式会社
仙建工業㈱は、本社を宮城県仙台市に置く総合建設会社。土木・建築および軌道工事を営み、新幹線高架橋、駅舎、鉄道軌道敷設、軌道保守などの鉄道関連工事に実績があります。宮城県では「女性のチカラを活かす企業認証制度」を設け、働きやすい職場づくりやワーク・ライフ・バランスに取り組む企業を応援。仙建工業は、その認証企業となっています。

入社9年目。業務は総務、経理、管財。組織全体に
関する事務を扱う仕事で、現場のサポートを行なう。

入社7年目。安田さんと同じ部署に在籍。業務としては
同じく、積算業務などを行なう。

入社14年目。鉄道工事に関わる設計、積算業務を
行なう。内容は見積り、発注者との打合せなど。

風通しのいい社風。コミュニケーションでさらに生き生きと仕事ができる現場に

司会 本日は、お忙しい中ありがとうございます。まず、みなさんはなぜ、建設会社の仙建工業さんに入社されたのでしょうか?

辻󠄀本 私は住んでいる地元の企業に入社して、事務職をしたいという希望があり、その希望にぴったりだったのが仙建工業だったんです。

安田 大学の専攻が土木関係だったのですが、先輩たちが入社していて、良い会社だと思ったから希望しました。

池田 就職活動をしているときに東日本大震災があり、その時ちょうど仙台駅で仙建工業の広告看板を見たんです。もともとゼネコン志望だったので、少しでも復興の力になりたいと思い希望しました。

一同 (拍手)おおーっ! 素晴らしい!!

司会 三者三様の動機ですね。話しは変わりまして、現在、弊社のユニフォームやヘルメットを採用いただいておりますが、安全保護具も含めた仕事環境について、現場の“いま”の声をうかがいたいと思います。まず、御社にお邪魔して感じたのが、みなさんすごくコミュニケーションをとられていて、風通しがいい会社という印象です。

池田 男女問わず、コミュニケーションはとるように意識していますね。

安田 男性が多いということで、女性の意見をいいやすい、声をきいてもらえる、というのはあると思います。ただ、正直、家庭と仕事の両立という意味では、現場で生き生きと仕事ができるかというと、まだ難しいと感じています。まんべんなく、いろんな職場で女性が働けるようになるといいですね。

池田 いまの仕事は、完全に現場かというと少し違って内業が多い。現場で働く女性が多い、というのがさらに働きやすい環境となるのかな?

辻󠄀本 私は内勤で外に出る機会がないので、いまお2人が話したような現場で働く方達の話しを聞いて、それを反映していく。それが私の仕事だと思っています。結婚、出産をしても仕事を続けていけるような環境のなかに自分もいたいですね。